2023年12月7日木曜日

【水泳】潜在意識とスポーツ

■ひとつひとつ、トラウマ反応が起こる身体動作を外す

今日は、水泳の日でした。

少し前に、バタフライで、先生の指示で、浅く水面をすべるように泳ぐという指示を受けたときに、一度の指示で一瞬できたことがあり、それを再現したいのですが、なかなかできない(笑)。

あの時の先生の指示は、いわゆる、催眠だったんじゃないか?と思ったりします。

■ 感じ、を使うのがトランスコーチング

水泳にせよ、クライミングにせよ、バレエにせよ、非常に繊細な、”そう!この感じ!”っていうのがある。

それは、言葉にはできるけど、皆が同じ受け取り方をするとは限らないので、同じようには伝わらない。

同じ日本語を話していても、相手の言語とこちらの言語は違う。

イメージが入る人もいるし、リズムが入る人もいる。

私はアイスクライミングでは、アイスクライミングは、ワルツステップだ、と気が付いたことで、躍進したんだが…。

その当人にとって”効く”、登れるイメージを掴める、そんな感覚を見つけるのが大事なんである。

もしかすると、ミルトン・エリクソンの天才性は、相手の言語…効く感覚をもつ何か…を見つける力なのではないだろうか?

■ 細部に感じは宿る

細部が非常に重要で、私の

 トラウマ記憶

は、クロールの泳ぎに記録されている。

息ができない
手がパー
手足を最大に緊張させてしまう・・・ 

手がパーになっているなんて、注意されなくては気が付けなかった…。

一方、バタフライには、何にもトラウマは記憶されていない。大人から習ったので、バタフライは、溺れるというトラウマとは無縁だ。

しかし、クロールだと、ほぼほぼ溺れている人…(笑)

その場合、クロールの泳ぎの動きの中にトラウマが記録されており、掌が還るとか、手がパーになる、息を吐くタイミング、などなど、体が形として、トラウマができた当時と同じパターンに入ると、途端に心理的にもパニックモードがよみがえるわけだ。

しかし、このトラウマ解除をしようと思ったのは、良いことだろうと思う。

今は足が付くプールなので安全だが、子供だったら、足がつかないので、即溺れるって意味である。

大人になってトラウマ消しの作業をするってことは、記録された形…体の動きを全部やり直すってことで、これがかなり大変です。一人でやっても、プールに鏡でもない限り、自分の姿形には気が付きようがない。

バタフライにはトラウマは記録されていないので、いるか、になれます。

結局、トラウマ的な動きを幼少期に身に着ける(潜在意識に入れてしまう)くらいなら、何にも学ばないほうがいいくらいです。

大人になってから、教われば、きちんと入るのです。

なので、子供にあれも、これも、と詰め込む教育は、たんにトラウマの蓄積を作っているようなことにすらなりうるかもしれません。

■できるものから拡大していく

結局、トラウマを消す作業よりも、バタフライを洗練させる作戦のほうがラクチンなので、私の場合は、バタフライをだんだん変形させて、クロールにする、っていう作戦が私には有効なようです。

きっとクライミングも同じで、海外クライミングから、拡大作業していくのがあっているのではないかなぁ。

■ 褒められるとうまくできなくなる

恥ずかしがりなので、上手だという記録のために動画取られそうになったら、アイスでも下手になってしまっていました…

水泳も同じで、褒められると逆に出来なくなる…自意識過剰って奴です。

これは、インポスター症候群というのかもしれない。

https://cocology.info/impostor-syndrome/





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