2024年1月16日火曜日

【生命を脅かされる】委縮する

■ 理解しがたい子供 = 委縮した子供

一般に自分の子供が自分と似たタイプだと理解しやすく、異なるタイプだと理解しづらいので、不適切養育につながりやすい。

私は、個人的に12歳で大人になったと感じたのですが、当時、母と私が全く似ていないことについて、深く感じ入ったことを覚えています。

■お母さんを一言で言い表すと?

うちのお母さんは、自由奔放な人、でした…。

だって、家のお金を全部パチンコに使ってきたり、夜中に帰ってこないと思ったら、ディスコクイーンになっちゃったり、なんですから…。

母は、長女の私を ”ガマン” ”規律” ”責任” の3点セットで育てたのですが、最もそれらが欠如しているのが、母自身だったような?

大人になったと知覚したのは、そのあまりの価値観の違いに、気が付いたからなんです(笑)。

娘の私には、ガマンを強要し、おねえちゃんでしょ、ガマンしなさい、と諭し、できないと、ダメな子といい、下の兄弟の面倒を見る責任は、姉の私にあるような気分にさせてきた。つまり、責任転嫁。結果、一家の面倒を見てきたのは、私。

一方で、自分はお母さんなのに、子供の食費のために、自分の好きな服を買うのがガマンできない…母。

そんな親、なかなか一般の人は、理解できないですよねぇ…。友達のケイちゃんは、いつも子供の教育や支出を優先して、自分はテキトーな服、着ている。

親も、ちゃんと息抜きしたほうがいいって、私は思うんで、”ママがディスコクイーン”になって帰ってきたことは自慢の種ですが、やっぱり食費は、とっておいてもらわないとねぇ…

バランスってことですが。母は、バランス感覚は、壊れていたと思う。

そんな、こんな母なので、子供の私が、何を恐れて、母の言う、”可愛くない”行動をとったのか?母には、理解できなかったんでしょう…

私は、おとなしくて、ずっと本ばかり読んでいる子供でした。4,5歳のころ、自閉症の診断をもらったことがあるそうですが、それは、たぶん、大好きだったヤンヤンムー君というぬいぐるみ(ライナスの安全毛布)を母にはく奪されたことが、ショックだったのだと思います。

あれかなぁ…。教科書通り育てても、人は魂に傷を持つ、ということかなぁ。

■ 暴力

しっかし、うちのお母さんは、暴力をふるうということすら、ガマンができないのでしたから、私が委縮した子供になったことを理解できないと、うそぶくのは、あまりにもカマトトぶっている…

子供の萎縮は、親の暴力が原因である、とまぁ、簡単に説明がつくわなー。

■ 生命を脅かされる

クライミングにおいては、生命を脅かされるようになってから、登れなくなりました…

そりゃ、心の安全基地がないところに、チャレンジ!はない。

今のところ、人に教える程度はできますが、自分のクライミングの成長は、棚上げです。

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