■事例
会社リポート様SNSの件ですが…まるで報告書のようなSNSが、友人関係としては違和感ありありなので、理由を聞いたら、
備忘録&あわよくば情報収集
ということだった。
SNSの理由は
自分の生きた証
だそうだ。
■ カウンセラーの価値観ではなく、相談者の価値観を聞く場
・友達を備忘録扱いする人は、私の個人的な価値体系基準によれば、
単なる失礼な人
なんであるが‥その人は、そのようには当然捉えていないから、やっているんである。
・情報収集を情報収集です、と言わないで情報収集しようとする姿勢についても、私の個人的価値観によれば、
自分のニーズを正確に言葉にできない大人は大人ではない
ので、私の個人的価値判断では、まぁ取り上げるに足らない、子供っぽい行動だということになる。が、本人は、そのことに気が付かないか、もしくは、別の解釈をしているから、そういう行動を行うんである。
ちゃっかりしている、もしくは ヒトの善意にすがる行為
として、私個人の価値の体形の中にはそのような行為は全く含まれない。
■ 友達に業務報告しますか? → 不適切行動の指摘
問題は、この奇怪な行動に本人が気が付かないことで、情報がほしいのなら、自分から伊勢神宮グループを見ればいいわけで、行動が適切ではない。適切ではないというのは、問題解決に合理的ではない。
■ 私のカウンセラーとしての成長
ところで、私のカウンセリングテーマは、
助けてが言える人を作る
である可能性がある…のは、梯谷先生の5つの傷コースで、私の最大の傷が、”助けて”が言えない親のために、子供が犠牲になった、ということかもしれないからだ。
私の母は、
1)欲望を適切に抑えきれず、好き放題にしてしまう 例:高額な買い物
2)子供の養育費に必要な大事な食費をギャンブルのパチンコ(あるいは高額な衣類、バッグ17万とか…)に全額使い果たしてしまう… 泣きながら帰宅。それを娘に介抱される。
3)ほんとはそんな自分を助けてほしかった…
このこと自体を
4)具体的な言葉にして、行政に伝えることができなかった(と私は大学生になって思った…)
5)その理由としては、元・富裕層としての矜持があり、お金下さい、が言えない。
これらが理由ではないか?と思っているためだ。
■ 助けてが言えない人= 親が過干渉で、困る前に手助けされてきた人
原因は、親の過干渉、が濃厚で、自ら助けてほしいと言わなくても、子供時代に、周囲が躓きそうな石は、すべて取り除いてくれる環境で育ったことによると思う。
過干渉に育てられた人でも、成人すると、誰も石を取り除いてくれない。社会は石だらけであるから、些細なことで挫折感を得る。例えば、地下鉄の駅が新しくなっていて、使ったことがない、とか。
シングルマザーで、子供を3人育てるというチャレンジが誰にとっても大きいことは認めるが…。だからと言って、長女に子育て丸投げはできない。兄弟の進学費用負担をさせよう、も間違っている。
■人はいろいろな理由=成育歴で身に着けた自動反応…により、固定的行動をとる。
助けてほしいとき、助けてと言わずにアッピールする、と行動様式を取る人もいる。受動攻撃にもどこか似ている。
助けてくださいが言えない人を言えるように気づかせる
ことが私のカウンセラー起業においては、最重要ポイントではないか?と…その可能性はある。成育歴が示しているかもしれない。
余談だが、私が母を見かね、ヤングケアラーとして学校に母の異常事態を伝えたとき…学校(や周囲の大人)の対応は、もっともまずい、
母に直接聞く
でした。そんなの、母は、
子供の寝言です
と言うに、きまっているじゃないですかね?大人はごまかしの達人なんで。 実際、クライエントが今やっていることは、言い逃れだ。
実際の母は、当時で、すでに多重債務者だった。その時、ちゃんとしたソーシャルワーカーがいれば、母を救えたのかもしれません。母よりもっと大事なのは、子供たちです。
当時、社会の側の母子家庭へのサポートは甘く、あるいはヤングケアラーだった子供へのサポートや、ヤングケアラー自体の認知も皆無だった…
ので、結局、何が起こったか?というと…
1)十分事態を理解している長女は、まだ高校生なのに自活を始め、進学で完全に親子の縁を切った
2)中間子は同様に高校で自活をスタートするも親元から通学通勤した結果、大量の靴とブランド衣類を残し、24歳で早世。
3)末子は事態を理解していなかったため、普通に進学・親元で就職したあと、親からクレカを使い込まれ、将来を悲嘆して自殺未遂
という子育て結果に終わりました。
長女がSOSを社会に向けて発信した時点で、社会が救っていれば、別の結果になったと思われ、私の中では、それがもっとも大きな、他者に転用できる
挫折経験
であるように思います。もちろん、小・中で成績が1,2番だった生徒がいきなり486位/500人中になったことはショックでしたが、そんな小さな挫折にかまけている暇がない、めちゃ困難な高校時代・大学時代でした…
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