2023年7月13日木曜日

【クライミング心理学】弟の投影から希死念慮

  ■ 希死念慮

分かっていない奴に殺される!というトラウマのバックのことは、父に赤ちゃんのころプールに落とされた記憶が再現したので、普通に水泳を習って克服したのですが、謎だったのは、希死念慮のほうです。

心身相関を唱える本の中には、

貧血= 希死念慮

という説もあり、確かに鉄欠乏の現代人にうつ(マイルドな希死念慮)が増えているわけなので、私の悪性貧血は、原因というより、希死念慮の身体化、であると思われ、希死念慮を起こさせている感情(根本原因)がなくなれば、それは出なくなる、と思っていました。

で、その根本的な感情が何か?というのが、なかなかわからなかったんですね。

現代初心者クライマーって、私にとってはヨガの生徒さんと同じで、クライアント、って感じでした。どう見ても、同列、パートナーって感じじゃないですね。クライミングガイドとクライアントってくらいな感じ。




つまり、これが私に起こっていたことですね。

私にとって、現代初心者クライマーは、24歳で突然死した弟を代理しています。だから、クライエントである現代クライマーを救えないとき、罪悪感から苦しくなって、自分も死にたくなります。

現代クライマーを救えない=ロープワークの大事さ、クライミングの理解の大事さをきちんと伝えることができない 例:スタックするような登りを正しいと思っているのを直せない

私は無意識に、救えない人を救おう、と執着してしまっていたために死にたくなっていたらしいのです。

救えない人、っていうのは、大体の男子全員です。

だって、代表的な例としては、「君のビレイ間違っているよ」って教えても、聞かないですよね?ほぼ99%の人。

女性から、間違っていますよと指摘を受けて指摘を聞ける人=救える人

                      聞けない人=救えない人

ですね。まぁ大体の男子は、師匠クラスの人から指導を受けても、言うこと聞かない。

まさに、バカに付ける薬はない、って奴です。

ちなみに、これは、儒教の国でしか起こらず、欧米では起こらないです。単純に女性蔑視の伝統が若い男性にしみこんでいるってことだと思います。

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